2012/04/23

The map is never big enough

4月22日の記事にて、ETS2のマップについての情報が公開されました。
スケールとしてはUKTSやGTSの縮尺でUKTS+GTS+周辺国といった感じ。
記事タイトルからもわかるようにSCS側もこれで十分だとは思っていないようですが、UKTSやGTS単独でゲームになるくらいですので決して狭いわけではないと思います。

3枚目のスクリーンショットからは下道もそれなりにあるように見受けられます。
また、アムステルダム、ロッテルダム、カレー、ドーバー、フェリックストーにフェリー乗り場が確認できます。

マップのインフォに未走行の道と走行済みの道が分けて表示されていますが、それを見てなんとなくTestDriveUnlimitedを思い出しました。マップを埋めるために無理やり下道使って運んでしまいそうです。

1、2枚目のスクリーンショットを繋いだもの

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4月15日の記事にて、かねてから噂になっていた新作ゲームである
ScaniaTruckDrivingSimulatorが公式に発表されました。
発売日などの情報は特に無く、リークについてとか制作の背景などが語られているだけです。
Trucks & Trailersの後継的作品ではありますが、一応フリーローミングのマップは用意されるようです。あとはインターネットに対応して他のプレイヤーのスコアが見れるとかいってます。
実は記事が出た翌16日には8~9割がた更新の準備が整ってたんですが、
手違いで全部消えて萎えたんで放置してました(^ω^;)

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ETS2のマップの範囲と縮尺は、優先順位と妥協の組み合わせの結果によるものです。

ETS1の開発を終えたあと、非常に多くの「もっと下道を増やしてほしい」というご要望を頂きました。この要望は非常に強くそして頻繁に聞かれたため我々は何とかしようと決めたのですが、ETS1のマップの縮尺では下道を配置するのに十分なスペースがなく、我々はより詳細なマップを作らなくてはなりませんでした。たとえETS1よりも詳細なマップも作るにしても、何もかも現実と同じ縮尺で作ることなど(ゲーム中での輸送にリアルに数日かかるとかそういう影響は無視しても)出来ないので高速道路の大部分を省かなくてはならなくなることはわかっていましたが、それでも我々はより詳細なマップが必要だと感じていました。


最終的にこれで行こうと決めた縮尺はGTSやUKTSのマップに用いたそれでした。我々はさらなる成長への出発点としてGTSやUKTSを製作し、そしてそれは確かにETS2の世界を広げました。基本的に、マップの詳細さはカバーする範囲とトレードオフの関係にあります。いったん詳細なマップを出してしまえば、プレイしてくれる限りの時間とともにマップの範囲について皆さんのご意見を聞くことが出来ます。もしETS1のようなあまり詳細でない縮尺だったならば、あとから修正する際に困難な制限がかかってしまいます。

つまり、我々の歩んでいる道はすでに4年も前から始まっていたんですね。

現時点ではETS2のマップに30人/年以上にも及ぶマンパワーを割き、マップの建物の数を把握したりいろんなモデルを製作したりしています。我々は新たな地域を追加し、既存のエリアにも道路の追加やディテールアップといった骨の折れる追加作業を行いました。マップの製作は莫大な時間及びお金の投資ですから、本当に我々にとって大きなリスクなのです。我々は過去のゲームから得たお金を全て注ぎ込んでいます。


すぐにヨーロッパ全土を追加するのではという皆さんからの強いプレッシャーを感じているのですが、残念なことに我々もヨーロッパ全土をカバーしたいと思っているにもかかわらず、それを成し遂げるには多くの時間がかかってしまいます。このゲームの売上が次世代のEuroTruckSimの開発資金を稼ぐ、そんな世界我々は望んでいます。皆さんはETS2を、こんな目標へのマイルストーンとしてみなすことができます。

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